2019/10/09

2019年10月9日(水)15:15時ごろの動き

2019年10月9日(水)15:15時ごろの動き

米中ハイレベル通商協議を10~11日に控え、米国は中国へ「当局者にビザ規制、資本フローも制限か締め付け」を強める動きに市場は困惑。

パウエルFRB議長の発言や、FOMC議事要旨を市場は注目するも、我が道を行くGBPを除き、10~11日の米中通商協議の結果次第であることは変わらず!

為替相場は予想外に冷静で、合意は本質的に不可能と判断されたブレグジットの新協定案、2015年7月来と弱すぎる豪消費者信頼感指数にも、GBPUSDとAUDUSDを含め大きな変化は見られず。

上海総合は何とか小幅高を維持するも、日経平均株価は弱い。米10年債利回りは小幅上昇を維持するも、2年債は前日と大きな変化は見られず。

AUDUSDは、豪ウェストパック消費者信頼感の前月比-5.5%と前回-1.7%から大幅に低下、指数も92.8(前回98.2)急低下し2015年7月以来の低水準。豪中銀の追加利下げ観測は織り込み済みなのか、AUDUSDは一時0.6723まで下落するも0.6740台を回復と予想外に底堅い展開へ。

GBPUSDは、1.2226を高値に上値は重く、合意なきEU離脱か、解散総選挙か、延期かの選択の中で、ブレグジットに向けたリスクは変わらず、ダウントレンドで変わりはないが、1.2200~26の狭いレンジで推移。

USDJPYは、米中通商協議の最中に起きた米国の強硬な対中政策! 早朝は日本株も弱くリスク回避の円買いに一時106.93まで下落するも、中国株は予想外に強く、米債利回りも底堅く推移し107.20台を回復。その後は大枠107.10~20の狭いレンジへ。

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8:30    AUD 10月 ウェストパック消費者信頼感指数=92.8(予想 前回98.2)、前月比-5.5%(予想 前回-1.7%)→ 予想外に弱く2015年7月来の低水準、前年比-8.6%

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英建設業協会(FMB)の年次調査
◎新築住宅の需要はブレグジットをめぐる不透明感に、2013年以来6年ぶり低水準に落ち込んだ。

NZのキャピタル・エコノミクス予測。
◎NZ中銀は年内にも再び利下げを実施し、2020年も緩和し続けるだろう。

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