2019/10/30

2019年10月30日(水)15:00時ごろの動き

2019年10月30日(水)15:00時ごろの動き

米GDPとFOMCを目前にして、久しぶりに日経平均株価は下落し、上海総合も値を下げ、米債利回りも軟化している。

FOMCの決定を前にして市場参加者は利下げを織り込み、次の12月は追加利下げで意見が分かれているのが気になる。

カナダ中銀は政策金利の据え置きが予想されており、ほぼ間違いないと思われ、利下げを示唆しない可能性が潜在的にCAD買いの支援材料となっている。昨日は、USDCAD1.30の壁を試すこともなく反発したが、この流れが主流とは考えににくい。

USDJPYは、昨日の弱いCB消費者信頼感指数は気になるが、今日の利下げは間違いないと思われ相場はほぼ織り込み済み。問題は12月のFOMCで最近は意見が分かれてきたのが気にある。昨日はCB消費者信頼感指数が弱くドルのネガティブ材料となり上値は重くなっていたが、金曜日の米雇用統計、ISM製造業景況指数と、相場変動の材料は尽きない。米中通商協議のフェーズ1の署名では、この期において(年末に向けた相場)何もなかったとし、制裁を実施することも考えくい。裏での駆け引きは別として、表立ってはなんらかの合意を強調することが予想でき、現時点では引き続き円売り要因となっている。

GBPUSDは、12月の総選挙の見通し(世論調査の結果)で右往左往するリスクが高いと思われるが、合意なきEU離脱のリスクが大幅に低下する流れは変わらず。極端なGBP売りも予想でき難い。

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9:30    AUD 第3四半期 消費者物価指数=前期比0.5%(予想0.5% 前回0.6%)、前年比1.7%(予想1.7% 前回1.6%)、RBAトリム平均値=前期比0.4%(予想0.4% 前回0.3%)、前年比1.6%(予想1.6% 前回1.6%)、RBA加重中央値=前期比0.3%(予想0.4% 前回0.4%) 前年比1.2%(予想1.3% 前回1.3%)→ 前回からは低下するも予想通り


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