2019/10/02

2019年10月2日(水)22:30時ごろの動き

2019年10月2日(水)22:30時ごろの動き

米ISMショックは続き欧州株は弱く、米株も弱くダウは前日終値から150ドル近く下落してスタートし続落、米債利回りは何とか下げ止まるも戻りも限定的。WTIは53.50台で何とか下げ止まる。

欧州では財政出動を求める動きもあり、独主要経済研究所は独成長率を大幅に下方修正しリセッションのリスクを示唆。米ADP雇用は前月が大幅に下方修正されるも今回9月は予想小幅下回り、明日3日の米ISM非製造業PMIが注目される。

為替相場はアジア・欧州市場のドル売りの流れから始まり、狭いレンジ内の動きから、欧州市場序盤でドル売りの流れは弱まり一時加速。

前日のドル売りかドル買いに変わり、GBPUSD+AUDUDは他の主要国に対してドル買いが強まる。欧州市場に入る107.50を割り込み米国市場の序盤に入っても止むことを知らず。リスク回避の円買いイメージが強まる。

ジョンソン英首はEU側に、EU離脱に関する最終提案を実施。10月31日の期日にジョンソン英首相が求めている合意なきEU離脱または、秩序だったEU離脱となるのか? それとも先に議会が承認した離脱の延期となるのか?

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21:15    USD 9月 ADP雇用統計=前月比13.5万人(予想14.0万人 前回19.5→15.7万人)

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フォスター民主統一党(DUP、北アイルランド地域政党)党首
◎EUが、賢明で均衡がとれた英国からの提案を拒否するならば合意なき離脱に近づく

独政府報道官
◎時間が迫っており、EU委員会は合意にためにあらゆること行う

コービン英労働党党首
◎ジョンソン英首相のブレグジット案は信用できず、実行も不可能

ランバート欧州議会議員
◎ジョンソン英首相の演説は悪い兆候だ
◎ジョンソン英首相は合意なき離脱を推進しているようで、そのことについてEUを非難しようとしている

ジョンソン英首相
◎「いかなる状況の下でも首相が離脱延期を交渉することはないだろう」と官邸は説明した。
◎本日、EUに建設的で合理的な提案をした、提案は両者にとって妥協点を見い出したもの。
◎合意なき離脱に対しても準備している
→ 英国で先に成立した離脱延期法は、19日までにEUとの新たな合意がまとまり議会が承認するか、合意なき離脱への議会の同意が得られない限り、離脱延期をEUに申請することを首相に義務付けている。

ユンケル欧州委員長
◎ジョンソン英首相は日本時間午前零時15分から電話会談を予定。
◎EUは英国からのブレグジット提案を客観的に精査する
◎合意なき離脱よりも秩序立った離脱シナリオが好ましい

ジョンソン英首相
◎英大衆紙サンとのインタビューで、EU首脳会議の議題が設定される11日までに合意をまとめる必要がある


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