2019/10/09

2019年10月9日(木)22:45時ごろの動き

2019年10月9日(木)22:45時ごろの動き

10~11日の米中通商協議を控え、ネガティブ材料とポジティブ材料が混在し、結果を見るまで方向性は定まらず。その前にFOMC議事録で短期的な変動も。

為替相場はUSDJPYの除き小幅ながらドル売りへと傾き、米株は上昇からスターとし、米10年債利回りは小幅上昇へ。原油価格(WTI)は一時53.59ドルまで上昇へ。

USDJPYは、ブレグジットリスク、米中通商協議のネガティブ面のリスクを考えればもう少し円高へと動いてもいいのだが? と考えてしまう。引き続き107.44を高値に107.50の壁を直前にして伸び悩んではいるが、107.32~44のレンジで、大きな下押しも見られず底堅い動きとなっている。

GBPUSDは、ブレグジット絡みの材料で左右される動きとなっているが、基本は10月31日期限の英国のEU離脱が実現するのか? 俺とも解散総選挙、延期の受け入れなのか? こちらも17~18日のEUサミットを前にして妥協するのか? それともどのように変化するのか? 引き続きGBPの強さは見られず。

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23:00    USD 8月 卸売売上高=前月比0.0%(予想0.2% 前回0.3→0.2%、卸売在庫=前月比0.2%(予想0.4% 前回0.2%)→ 予想に届かず。

23:00    USD JOLT労働調査=求人件数705.1万件(予想726.5万件 前回721.7万件)→ 予想と前回を下回る

23:30    USD パウエルFRB議長発言(カンザスシティのFRBイベント)

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サウスチャイナ・モーニング・ポスト
◎米中閣僚級通商協議に出席する中国の劉鶴副首相は、習近平国家主席の特使としての参加を見送るもよう
◎中国代表団が日程を短縮して帰国する可能性もある

中国政府
◎米国と部分的な貿易区協定を排除せず。
◎追加関税を含めこれ以上の関税を課さないならば、限定的な合意を中国は受け入れるだろう

中国政府(FT紙)
◎米中貿易摩擦の解消に向け、米農産物の年間購入を拡大することを提案する。
◎中国が米国産大豆の年間購入を現在の2000→3000万トンに増やすことを提案すると報じた。これは、約32.5億ドルの追加購入に相当するという。

デギンドスECB副総裁
◎金融緩和の副作用が顕在化している
◎追加利下げのハードルは高い。
◎中銀預金金利の現行水準-0.50%は、現時点で適切な水準だと感じている。

トルコ軍
◎シリア越境を開始。

サッソーリ欧州議会議長
◎英国のブレグジット提案は全く根拠がないもの
◎欧州議会は英国のEU離脱延期にオープン

英タイムズ紙
◎EU、国境バックストップに期限を設定する提案を準

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