2016/05/11

2016年5月11日(水曜)昨日10日、海外市場の動き

2016年5月11日(水曜)昨日10日、海外市場の動き

円全面安!

USDJPYは109円台を維持、EURJPYは124円台を維持、AUDJPYも一時80.50円台へ。

原油価格(WTI)は44ドル台後半へと大幅上昇、ダウ平均は+222.44(+1.26%)と大幅上昇、米10年債利回りは伸び悩むも、2年債は0.706→0.718%へ上昇。

為替相場は、米卸売売上高+JOLT労働調査は強く、ドル買いの流れは変わらずながら、資源国通貨は底堅く推移、主要通貨もレンジを抜け出せず、円安だけが目立っている。

原油価格は、カナダ山林火災によるアイルサンドの生産が再開されるも、ナイジェリアの政情不安は受給を反映してなのか、一時44.78ドル台まで上昇。シカゴ日経平均先物も16800台へと上昇、円売りの流れを後押しへ。

USDJPYは、市場参加者の中にはボトムアウトを支持する動きもありが(ドル上昇予想)、110円の大台前で、テクニカルポイントも集中する109円台での攻防が注目される。

昨日は109.35円の高値を示現した後は、109.20台をボトムに狭いレンジでの取引が続いているが、今日は日経平均株価も大幅に上昇して始まることになり、朝一番でどこまで上昇することができるかを注目。

また、昨日の欧米市場で109円台をボトムに上昇傾向が続いていることもあり、109円台を割り込むことができるかも意識したい。

資源国通貨で弱含みで推移していた、AUD+NZD+CADは、底堅く推移へ。特にCADは原油価格の大幅上昇に、買いが先行しUSDCADも1.2910台まで下落、カナダドル高の流れが継続する可能性が高くなっている。

主要通貨の、EUR+GBPはレンジ相場で方向性は定まらず。EURUSDは1.1350~1.1410のレンジ、GBPUSDは1.4410~1.4480のレンジで推移。6月23日の英国民投票の潜在的なリスクから積極的な動きは見られず。

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アトランタ連銀GDPNow=米第2四半期GDP予測値、1.7→2.2%へ上方修正。

日本財務省=国債と借入金、政府短期証券の現在高が2016年3月末時点で1049.3661
兆円と発表(12月から+4.7757兆円増加)