2016/05/14

2016年5月13日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年5月13日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

13日の金曜日、強い米経済指標にドル全面高。

米国市場の序盤は、弱い独+EUR圏GDPに反して、米小売売上高+ミシガン大学消費者信頼感指数+企業在庫と強さが目立ち、買いが段階的に強まる。

WTIは46ドル台前半へとやや値を下げているが強さは維持、米10年債利回りは弱く、逆に2年債利回りは上昇へ。米株は総じて弱含みで推移。

USDJPYは、109円台を回復し一時109.55近くへ上昇と、上値を徐々に切り上げるも、クロスでの円買いが強く、ルー米財務長官から「G7で通貨切り下げ回避を確認」との発言もあり、ドル高の中では比較的堅調に推移。

EURUSDは、続落。独GDP+CPIは強さが見られず、売りへと変化し1.1350を割り込み、強い米経済指標に1.3000を割り込み弱さが目立つ。

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ルー米財務長官=ドルが強いのは米経済が比較的堅調だから。日本には大きな課題、あらゆる手段動員する必要。

ルー米財務長官=G7で競争的な通貨切り下げの回避をあらためて確認する必要がある。米国はドルの基軸通貨としての地位を後押しする取り組みを継続する。

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