2016/05/19

2016年5月19日(木曜)アジア・欧州市場の動き

2016年5月19日(木曜)アジア・欧州市場の動き

未明のFOMCショックの大相場から、アジア市場はちょっとした休息へ。米金利の上昇と予想外に確りとしている株価に、円売りの流れが続き、ドル高傾向と、ポンド高傾向は変わらず。

マザーズ市場が上下に大幅変動し1.66%上昇、日経平均株価は+1.97(+0.01%)の上昇にとどまり、中国株も弱い。WTIは47ドル台ミドルまで下落。

AUDUSDは、早朝の豪雇用統計では、失業率は変わらず、新規雇用者数が予想を下回り、前回が下方修正されも動きは鈍く、0.7200の大台を一時割り込みAUDUSDで売りが続く。

USDJPYは、110円台では実需筋の売りや利食いの売りに上値は重くなるも、6月の米利上げ観測と、追加緩和と財政出動の期待感や、109.50~70円を超えたことで、投機筋は押し目買いを狙いやすくなっている。109.50~110.00円では買いの流れが強そうである。

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ムーディーズ=2016年米経済成長率の見通しを2.3→2.0%へ下方修正。米金融当局による年内利上げの回数を2回と予想。17年の米成長率は2.3%に加速すると予測。

ムーディーズ=世界経済が直面する最も大きなリスクの1つは、中国の景気減速が現在予想されていいるよりも一層顕著となることで、金融市場の動揺や投資家の間でのリスク資産の保有削減を通じ、深刻な影響を及ぼしかねない

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