2016/05/24

2016年5月24日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年5月24日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

株安、ドル高の流れ変わらず。次に円高の流れはも変わらず、資源国通貨は弱い。

日本株や中国株は弱く、原油価格(WTI)は47ドル台後半で安定推移。

ドル高と円高の流れは変わらず、USDJPYは109.50を超えらえず、109.20~50のレンジ相場。市場のセンチメントは短期的に円高に偏り初めており、ややショートカバーの警戒感を持ち、買い戻しを意識しながらも、戻り売りの流れは変わらずと期待。

原油価格の伸び悩みが影響しているのか、それとも、米利上げによ市場の混乱を見越しているのか? コモディティ通貨は続落し、AUDUSD+NZDUSD+USDCADでドル買いが続く。

GBPUSDとEURUSDはレンジを抜け出せず、共にレンジ相場ながら、欧州勢の参入と共に、EURGBPは下落。EURUSDは売りへ、GBPUSDは買いへと変化。、


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トルコ=ダウトオール首相が辞任し、エルドアン大統領の側近が後任となる見通し。トルコはエルドアン大統領の政策が確実に実行される、事実上の大統領制の時代に突入したとの意見も。

スティーブンス豪中銀総裁=インフレ目標政策にコミット。インフレ目標の枠組みは柔軟で、インフレ率が目標レンジを外れても中銀が即対応する必要はない。

麻生財務相=G7が結束していることは間違いないと強調。為替に関する大きな対立はない。G7間で合意ができており、日本としては急激な円の切り下げを継続的にやるつもりはまったくない。

朱夏蓮銀行アナリスト=良債権問題に取り組むには数兆ドル規模の救済措置が必要。中国の与信残高全体の最大22%が今年末までに不良債権化と推計。世界的な金融危機につながった2008年の欧米の銀行のエクスポージャーとの類似性、当局が公表した3月時点の銀行の不良債権比率は1.75%。

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