2016/05/21

2016年5月20日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年5月20日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

米中古住宅販売は強く、利上げ期待が強まりドルは全面高へ。

WTIは48ドルを割り込み軟化、ダウ平均は上昇、米金利も上昇。

カナダのCPIは予想通りながら、コア前年比予想外強く、小売売上高は前月比は予想外にマイナス幅が拡大するも、前回は上方修正へ。

仙台G7は明確な円安誘導の批判も見られず。

USDJPYは、アジア市場の109.80台をボトムに続伸、堅調な株価や、G7で明確な円安誘導の批判も見られず、前日の高値をも上回り上昇へ。23:00時の強い米中古住宅販売件数や原油価格の急落=株高に、110.50台まで上昇へしようやく上げ止まる。

EURUSDの買いから売りへと変化。アジア市場の1.1190台をボトムに、欧州市場では一時1.1230台まで上昇へ。23:00時の強い米中古住宅販売件数や原油価格の下落に1.1200台まで下落、上昇傾向を維持するも、結局は大きな変化も見られず。

GBPUSDは続落。英国民投票の楽観的な世論調査を契機にしたポンド買いの流れも続かず。欧州市場序盤の1.4610台を高値に、1.4550を割り込むと1.4510台まで続落へ。

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モルノー・カナダ財務相=FRB高官による利上げ発言について、米国経済の改善を示すもので歓迎。

麻生財務相=為替に関して、通貨の競争的な切り下げ回避に日本はコミット。為替の過度な変動や無秩序な動きは経済に悪影響があり、安定が極めて重要。

麻生財務相=日本は経済再生と財政健全化を両立する観点から機動的に対応していく。

ショイブレ独財務相=世界経済についてG7は依然よりも楽観的。

ルー米財務長官=世界経済に強い不透明感がある。

米財務省高官=日本に関する為替の状況について米国は引き続き秩序だっている。

G7、BREXITリスクを懸念。


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