2016/05/05

2016年5月5日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年5月5日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

連休最後の日、日本株先物は上昇し連休前の水準近くへ値を戻し、原油価格は45ドル台へと大幅に上昇。

為替市場は、原油価格の大幅上昇と、日本株先物の上昇もあり円売りが強く、USDJPYは107円台で定着、明日の連休明けの株高=円安期待に底堅く推移。

明日6日の現物株の上昇や円高阻止発言も期待でき、107.50円を超えると一段のショートカバーも。ただし、大きな流れに変化は見られず。

EURUSDは、先の1.16台をピークに1.14台へと続落。大きな売り材料は見当たらないが、ドル高の流れと、原油高=資源国通貨の上昇に、リスク回避の巻き戻しなのか? ECB月報では「ユーロ圏経済は回復基調にあるも、リスクは下向き」と引き続き弱さが目立つ。

AUDUSDは、小幅反発。中国の財新PMIは強さは見られないが、豪小売売上高は予想を上回り+貿易赤字は予想外に減少と、豪ドル買いがやや強まるも0.7500台で売りも厚い。

GBPUSDは、弱いPMIに一時1.4470台まで値を下げるも、原油高+EURGBPの売り戻しに底堅く推移。

USDCADは、原油高に続落しカナダドル買いが続く。WTIは45ドル台へと上昇、昨日の予想外の赤字額となったカナダ貿易収支後の高値1.2880台から続落傾向にあり、一時1.2810台へ値を下げるも、1.2800の大台を維持。

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ECB月報=正当化されるなら責務内ですべての措置を取る。ユーロ圏の経済回復は継続しているがリスクは依然下向き。

モリソン豪財務相=9月18日に、スティーブンス中銀総裁の後任に、フィリップ・ロウ副総裁が就任する。

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