2016年5月3日(火曜)昨日2日、海外市場の動き
週明けの月曜日、ロンドン市場が休場の中、円高の流れは続かずやや調整局面で、原油価格は45.90ドルと小幅低下、米株は上昇し米金利も上昇へ。
今日は、東京市場が憲法記念日で休場、午後1時30分の豪中銀の金融政策が目の前のポイントで、AUDJPYの変動は避けられず。
昨日は、株高の流れに、先週末の極端な円高もやや弱まり、円は全面安ながらUSDJPYの上昇力は鈍く106円台の動き。クロスでは円売りが強まり、EURJPY1.04ポイント、GBPJPYは85ポイント、AUDJPYは70ポイントの上昇。
米製造業PMIは50.8と前回と変わらず予想を下回り、米建設支出は0.3%と前回が大幅に上昇修正された影響もあり予想を下回るも大きな影響は見られず。
USDJPYは、市場の予想通りとでも言うのか、週明け月曜日は株価は反発し、円高傾向も弱まり、逆にクロスでは円売りが強まるも、全体的には様子見ムードが強い。
黒田日銀総裁は、相変わらず追加緩和の可能性と円高を危惧する発言をするも、日本は連休で、財務相+日銀総裁が不在(海外)の中では、影響力も劣る。
5月6日(金曜)の米雇用統計はもちろんのこと、連休明けで週末の金曜日の要人の発言や株価対策が大きな相場変動になっている。
セオリーでは、本邦勢が不在で嫌がる円高方向を試すことも予想されるが、105.50、106.50円は引き続き大きなポイント。
EURUSDは、ついに念願の1.15台を達成。これで新たなユーロ高が始まるのか?昨年8月24日の週と同じく、瞬間芸に終わるのか? 1.1400をボトムに上昇を続けることを期待している。週末の米雇用統計がカギを握っている。
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グリーンピース=TTIP交渉は食料の安全性や環境基準を低下させるとの、秘密文書を公開、反対の立場から交渉の中止を要請。
アトランタ連銀GDPNow=1.8→1.8%と変わらず。
黒田日銀総裁=市場の動向が経済や物価に与える影響を注視、2%の物価目標の達成で必要ならば追加刺激策を躊躇せず。現在の円高はけざいに悪影響の恐れ。
ドラギECB総裁=世界的な低金利は困難の兆候を引き起こしていない。
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