2016/05/05

2016年5月5日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年5月5日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

原油価格の上昇は止まらず、米株先物は強含みで推移、日本株先物の上昇も続かず弱く、米金利の上昇も続かず。

WTIは一時46ドル台へ。AUDUSD+NZDUSD+GBPUDSは下げから上昇へと転じ、USDCADは下落。USDJPYは107円を割り込み、EURUSDは売り圧力が強まり1.1410台へ下落、EURGBP+EURAUDなどのクロスでもEUR売りが目立つ。

USDJPYは、欧米市場に入り107.40円を高値に売りへと変化。「原油高=円安」のセオリーは生きず、原油価格の上昇とタイミングを同じくし、「株安=円高」の動きに、107.00円割れのロングのストップを付け106.80円近くまで値を上げる。

ただ、明日の連休明けの相場展開を考えると、極端に円高へ進むことも考えにくく、106.60~80円をボトムに107円台の展開へ戻る可能性も。

米新規失業保険申請件数は27.4万件(予想26.0)と上昇し悪化、ドル売りの材料となり、EURUSDを除き、ドル売りが強まる。