2019/03/01

2019年3月1日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年3月1日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

期待の米朝首脳会談が不調に終わった。次は米中通商協議の詰めとマイアミでの米中首脳会談の有無。そして、その後に控える日米通商協議。 月初の週末金曜日。前日の予想外に強かった米GDPの影響なのか? 市場の動きは、原油高、金利高で、日本・中国を含めアジア株高で、ダウ先物も上昇。そして、為替相場は円安が目立ち、全体的に小動き。

発表された経済指標では、NZ住宅建設許可は強く2017年2月来の伸びながら、NZDUSDの動きは0.6805~0.6821と極めて狭い。AUDの影響が強い中国の経済指標。中国財新PMIは49.9と予想・前回を上回るも分岐点の50は超えられず。AUDUSDは直後0.7090台→0.7109まで上昇するも、それまで。結局は0.7085~0.7109の狭いレンジ。

独小売売上高は強く、2016年10月来の伸び率。直後若干のEUR買が入るも続かず、買い反応は鈍い。EURUSDは1.1360~75の狭いレンジから、欧州市場に入り1.1350台と上値の重い展開が続いている。

注目のJPYだが、USDJPYは早朝の111.30台を安値に、若干強かった東京都区部CPI、前年比0.6%(予想0.4 前回0.4%)の影響なのか、仲値の強くドル買いの影響なのか上昇傾向が強まり111.50を超えてからは短期筋のドル買いも入り111.77まで上昇。111.64を損ねに欧州市場の序盤では111.90台まで続伸中。ただし、過熱感は見られず。


これからの注目は、ユーロ圏CPI、カナダGDP、そして、米個人所得と個人消費を注目したい。


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