2019/03/19

2019年3月19日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年3月19日(火)アジア・欧州市場序盤の動き


日経平均株価、上海総合は小幅下落、米債利回りは小幅低下。原油価格は58.95~59.18のレンジで何とか59ドル台を維持。

為替相場は、明日20日のFOMC待ちとブレグジットを巡るハト派・タカ派の報道に決め打ちできず、21~22日のEU首脳会議の出方待ちなのか? 全体的に小動きで、特に言うこともない。いつもは投機的な動きにそれでもある程度変動する、AUDUSDやNZDUSDも動かず。

今日期限の3度目の離脱協定案の採決は、昨日英下院のバーコウ議長が「すでに議会が拒否した案を再び採決に付すには、中身が大幅に異なるものでなくてはならない」と採決を否定。報道も英紙サンは「メイ首相はトゥスクEU大統領に9~12か月の延期を正式に要請する書簡を準備」とあり、英紙ガーディアンは「EUが今週の首脳会議で、英国の離脱予定日の延期について正式合意する見通し」とあり、離脱協定案に記載される離脱日が当初の3月29日から3カ月後の7月1日に変更される可能性があり、採決を拒否している英バーコウ下院議長を納得させることができそうだとある。さてどちらに転ぶのか? 

GBPUSDは、1.3243~1.3280のレンジで方向感は感じられず、18:30時の英雇用統計が第一関門。

USDJPYは、111.16~45のレンジで、大きなレンジの中の動きながら、下がってくると(円高方向へ)、より円高に動く気がしてくるのが、いつもは罠で結果を振り返れば円買いは失敗し結局はレンジ相場の継続。それを理解しながらも、どうも上値が重くなっているように感じられて仕方がない。

EURUSDは、早朝の1.1330台をボトムに緩やかに底値を切り上げ、欧州勢の参入に1.1350台へと上昇。昨日の高値1.1359を試す動きへ。


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5:00    NZD 第1四半期 ウェストパック消費者信頼感指数=前期比103.8(予想 前回109.1)
7

9:30    AUD 第4四半期 住宅価格指数=前期比-2.4%(予想-2.0% 前回-1.5%)、前年比-5.1%(予想-5.0% 前回-1.9%)


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パーデュー米農務長官、通商協議の一部として中国が米国農産品を現行の3倍買うかもしれない。

英国のバークレイEU離脱担当相、今朝の閣議でブレグジットについて協議する。→ 採決は来週に持ち越されるとの報道も。

英紙サン(複数の政府関係者)、メイ首相はトゥスクEU大統領に9~12か月の延期を正式に要請する書簡を準備。

英紙ガーディアン(複数のEU当局者)、EUが今週の首脳会議で、英国の離脱予定日の延期について正式合意する見通し。→ 離脱協定案に記載される離脱日が当初の3月29日から3カ月後の7月1日に変更される可能性があり、英議会の採決に付される離脱案の内容が変わったとバーコウ下院議長を納得させることができそうだとある。

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