2019/03/27

2019年3月26日(火)欧州・米国市場序盤の動き

2019年3月26日(火)欧州・米国市場序盤の動き

原油価格は60ドル台へ上昇、欧州株の上昇が続き、米株も大幅上昇からスタート、米債利回りは上昇。為替相場はリスク回避が剥がれ円安で、他の主要国通貨の動きはバラバラで大きな変動は見られず。

仏GDPは前年比10%(予想0.9%)と予想より若干強い。米住宅着工は前月比-8.7%(予想-0.8%)、住宅許可件数は前月比-1.6%(予想-1.3%)と共に弱く、ケース・シラー住宅価格指数は前年比3.58%(予想3.8%)と弱い。そして、CB消費者信頼感指数は124.1(予想132)と予想を下回るとさすがに全体的ドル買いから売りへと変化。

◎スカイニュース、英国のメイ政権を支える北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)は、英国の首相交代を伴うEU離脱の長期延期を望んでいる。
◎英与党・保守党のEU離脱派、リースモグ議員は、議員は政府の離脱協定案を支持するか、離脱の撤回かの2つに一つの選択を迫られている。
◎IMF副専務理事は、米中の貿易摩擦は多大な経済の不確実性をもたらしており、アジアの経済成長を0.9%ポイント押し下げる可能性がある。
◎IMF副専務理事は、米中の貿易摩擦は多大な経済の不確実性をもたらしており、アジアの経済成長を0.9%ポイント押し下げる可能性がある
◎ハンガリー中銀は政策金利を-0.15→-0.05%に引き上げを決定。

USDJPYは、アジア市場の109.91をボトムにほぼ上昇傾向が続く。欧州市場に入り強い欧州株と米債利回りの上昇もあり、110.43まで続伸、米国市場に入ると米株高の流れに円ショートカバーが強まり、弱い米国発の経済指標の中で110.70近くまで一時上昇するも、CB消費者信頼感指数が弱いとようやくドル買いも収まり売りへと変化。

GBPUSDは、ブレグジットを巡る報道に上下翻弄されながら、1.3158~1.3262の約100ポイントレンジで推移し1.3230近辺で推移。


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21:30    USD 2月 住宅着工件数=前月比-8.7%(予想-0.8% 前回18.6%)、予想122万件 前回123万件、住宅建築許可件数=前月比-1.6%(予想-1.3% 前回1.4%)、129.6万件(予想130万件 前回131.7万件)→ 予想を大幅に下回る

22:00    USD 1月 FHFA住宅価格指数=前月比0.6%(予想0.4% 前回0.3%)

22:00    USD 1月 ケース・シラー住宅価格指数=前年比3.58%(予想3.8% 前回4.18→4.14%)、212.41(予想212.88 前回212.96→212.96)→ 予想を下回る

23:00    USD 3月 リッチモンド連銀製造業指数=10(予想12 前回16)

23:00    USD 3月 CB消費者信頼感指数=124.1(予想132.0 前回131.4)、現況指数=160.6(予想 前回173.5→172.8)、期待指数=103.8(予想 前回103.4→99.8)→ 予想外に弱くドル売りへと変化

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