2019/03/06

2019年3月6日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年3月6日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

北朝鮮は米朝首脳会談の不調を受け、北朝鮮ミサイル施設を再建か? 株安、米債利回り低下、原油価格も低下(?)

さすがのUSDJPYも、リスク回避の円買いと、株安+米金利の低下に112円台を試す勢いは見られず。ただ、昨日の安値111.72を意識したのか安値も111.73を極めて限定的。111.50~112.20のレンジをいつになったら抜け出すことができるのだろうか?

AUDUSDは、GDPが期待通りとでもいうのは弱く、0.7087→0.7052まで下落。さらに、JPモルガン・在豪シニアストラテジストが「豪中銀は7月か8月には利下げを行う見通し」との報道に。AUD売りを招き、0.7066→0.7029まで下落。0.7000の大台が重要なポイントであることにかわりない。

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9:30    AUD 第4四半期GDP=前期比0.2%(予想0.2% 前回0.3%)、前年比2.3%(予想2.5% 前回2.8→2.7%)→ 前年比は予想を下回り2017年第2四半期以来の低水準にAUD売りが強まる


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原田日銀審議委員、景気悪化や物価の一時的でない下落ならば必要な手段をとる。景気の下方リスクがたまっているが、景気後退になるとは考えず。

JPモルガン・在豪シニアストラテジスト、豪中銀は7月か8月には利下げを行う見通し。AUD売りを招く。


英国のバークレイEU離脱担当相、コックス法務長官と、バルニエEU主席交渉官の5日の協議は不調に終わり、コメントもなし。6日協議を再開に見通し。


ロウ豪中銀総裁の講演(テーマは住宅市場と経済)住宅市場の調整が講習経済を損なう可能性は低い。住宅価格の低下は供給の大幅増加が一因で価格が調整局面にある。新規の借り手に対する融資上限の要因が2015年以降で約20%縮小している。


米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は5日、北朝鮮北西部・東倉里(トンチャンリ、Tongchang-ri)のミサイル実験場において施設復旧の動きが確認されたと発表した。米朝首脳会談の交渉決裂を受け、北朝鮮が急ピッチで復旧を進めている可能性もあるという。  

CNN、北朝鮮が長距離ミサイルのテストに使用する施設の再建に着手しているとみられることが、衛星画像の分析で明らかになった。専門家らが5日に発表した。非核化を巡る米朝間の交渉の行方について、新たな問題が浮上する可能性もある。