2019/09/18

2019年9月18日(水)23:00時ごろの動き

2019年9月18日(水)23:00時ごろの動き

FOMCを目にしてあまり言うこともないが、英FTSEは若干低下、独DAXは小幅上昇、米株は下落からスタート。米債利回りは軟化し、注目の原油価格(WTI)は週末のサウジ石油施設の攻撃で急騰したが今日はFOMCを前にして上値は重く63.70近くと、前日終値から2%弱の低下となっている。

為替相場はアジア市場と同じく動きは鈍いものの、AUD+NZDの下げ幅比較的大きく、FOMCの発表を待ち変動させようと虎視眈々と狙っている。

欧米市場では多くの経済指標が発表となった。英CPIは弱く、PPIも予想を下回る。ユーロ圏CPIはいつも通り前回と変わらず、ユーロ圏建設支出は予想外のマイナスで弱く、米住宅着工・許可件数は予想と前回を大幅に上回り、カナダCPI前年比は1.9%と予想通りで動けず。

USDJPYは、相変わらず108.08~27の狭いレンジで動きはみられず。このままFOMCに突入の気配は濃厚。

EURUSDは、アジア非常の1.1076をトップに1.1037まで値を下げるも1.1000の大台は割り込めず、弱い米株+米債利回り低下にも底堅さも感じられる。もちろん、FOMCの結果次第。

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17:30    GBP 8月 消費者物価指数(HICP)=前月比0.4%(予想0.5% 前回0.0%)、前年比1.7%(予想1.9% 前回2.1%)、コア前年比1.5%(予想1.8% 前回1.9%)、小売物価指数(RPI)=前月比0.8%(予想0.7% 前回0.0%)、前年比2.6%(予想2.6% 前回2.8%)、RPIX(除く住宅ローン利払い)=前年比2.6%(予想2.5% 前回2.7%)→ 前年比、コア前年比は予想と前回を下回る、RPIの前年比RPIXの前年比は前回を下回る。

17:30    GBP 8月 卸売物価指数=仕入前年比-0.8%(予想-0.5% 前回1.3→0.9%)、出荷前年比1.6%(予想1.7% 前回1.8%→1.9%)、
18:00    EUR 8月 消費者物価指数・確報値=HICP前年比1.0%(予想1.0% 前回1.0%)、HICPコア前年比0.9%(予想0.9% 前回0.9%)→ 予想・前回と変わらず

18:00    EUR 7月 建設支出=前月比-0.7%(予想0.7% 前回0.0→0.64%)、前年比1.1%(予想 前回1.0→1.6%)

21:30    USD 8月 住宅着工件数=前月比12.3 %(予想5.0% 前回-4.0→-1.5%)、136.4万件(予想125万件 前回119.1→121.5万件)、建設許可件数=7.7%(前月比予想-1.3% 前回8.4→6.9%)、前年比136.4万件(予想130万件 前回133.6万件)

21:30    CAD 8月 消費者物価指数=前月比-0.1%(予想-0.2% 前回0.5%)、前年比1.9%(予想1.9% 前回2.0%)、コア前年比1.9%(予想 前回1.9%)、コア中央値前年比2.1%(予想2.1% 前回2.1%)、コアトリム前年比2.1%(予想2.1% 前回2.1%)→ ほぼ、前回・予想と変わらず

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トランプ大統領
◎イランに対する制裁を大幅に強化するよう財務長官に指示

NY連銀
◎連日の翌日物レポを実施、750億ドルを供給

スタージョン・スコットランド首相
◎英国が合意なくEUを離脱するリスクが依然高いとの認識
◎ジョンソン首相が、EUが納得し、かつ英議会下院の過半数の賛同を得られるような離脱合意を、いかにしてEU側ととりまとめるのか、現段階で想定するのは非常に難しい。
◎このため、合意なき離脱の可能性は排除できず、依然深刻なリスクだ

デギンドスECB副総裁
◎ユーロ圏のインフレ率がECBの目標に向かわない限り、域内の金利が上がることはない
◎経済リスクはダウンサイドに傾いたまま
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