2019/09/25

2019年9月25日(水) 22:45時ごろの動き

2019年9月25日(水) 22:45時ごろの動き

トランプ大統領の弾劾リスクが危惧されたが、肝心のウクライナ大統領はトランプ氏の不当な圧力はないと否定。

英FTSE、独DAX共にボトムからは回復するも弱さが目立つ。ダウは上昇からスタートするも上値は重く、原油価格(WTI)も弱い。米10年債利回りは1.65%と前日終値水準から大きな変化は見られず。

為替相場は久々にドル全面高で上昇幅も大きい。特に目立ったのはGBPの下落で、欧州市場の序盤では英議会の再開を前にして売りが強く、GBPUSDは1%近く下落しドル買いの動きをリード、EURUSD+AUDUSD+NZDUSDも続落し、USDJPYは小幅ながら上昇へ。

USDJPYは、アジア市場の107.00をボトムに株安にも底堅く推移し107.43まで上昇。欧州市場の序盤でも上値を試すも107.43を超えられず、大枠107.25~42のレンジ相場。米国市場の早出が取引を開始し始めると107.60台まで続伸。107.70~80を越えられるか?

AUDUSDは続落。ハイレベル協議を10月初旬に控えながらも不安定な米中貿易交渉の動きと、豪中銀の追加利下げ観測は消えず、アジア市場の1.1020台を高値に、アジア・欧州・米国市場の序盤では1.0970を割り込み続落へ。

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ウクライナのゼレンスキー大統領
◎トランプ米大統領に不当な圧力を掛けられたことはない。

クーレECB専務理事
◎市場参加者との会議で、ECBはユーロ短期金利(ESTR)を予定通りに10月2日に開始する準備ができている。現在ECBの利上げを目指す可能性。ECBn直近の利下げを完全に織り込んでいる。
◎当局は欧州銀行間取引金利(EURIBOR)やユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA)に代わる無担保短期金利の指標としてESTRを導入しようとしている。

エバンス・シカゴ連銀総裁
◎金融政策は守備的であるべきだが、実現していないリスクに過剰反応すべきではない。
◎米経済は極めて堅調、失業は依然低水準で、世界経済は鈍化しているが、米経済見通しは良好。

サウジアラムコの操業体制について説明を受けた3人の関係筋(ロイター)
◎石油施設への攻撃で大幅に減少していたサウジアラビアの石油生産が、想定よりも早く日量1130万バレルの水準を回復。

イラン政府の報道官
◎米国が2015年のイラン核合意に復帰し、対イラン制裁を解除すれば、イランは核兵器保有を目指さないと再保証し、15年の合意の修正を受け入れる用意がある。

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