2019/09/26

2019年9月26日(木)15:00時ごろの動き

2019年9月26日(木)15:00時ごろの動き

考えることが多すぎる。どこまでが「リアル」でどこまでが「ブラフ」なのか? それに市場は四半期末の実需の動きに変動も。これからの注目は米GDP、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁発言へ。

トランプ大統領はウクライナ問題で弾劾されるのか? 市場は議会の反対で不可能と思っているが?? 米中通商協議の期待感はなんらかの合意なのだが、ネガティブとポジティブの発言が混在しどう転ぶか読めず。本当に10月7日の週にハイレベル通商協議を開催できるのだろうか?

ジョンソン英首相は、解散が止められ議会休会も止められ、昨日の議会答弁では「吠え」て、内閣不信任案を可決して解散総選挙に持ち込むよう野党を挑発。日米は貿易協定で合意しトランプ大統領は「日本は米農産物72億ドルの市場を開放する」と勝利宣言、一方の日本は安部首相が「最終合意に至ったのをうれしく思う」と評価の発言が多数あるも「自動車は?」、とても信じられず。

日経平均株価は続落するも引け直前に小幅反発し何とか前日比でプラス圏を維持、上海総合は弱く水面下を脱しきれず。米10年債利回りは1.7%を一時割り込み弱い。

為替相場は、前日のドル大幅高の反動なのか? 主要通貨でドル売りへと動いているが、それらの元となる本質は変わらず。

USDJPYは、弱い株価と米債利回りの低下に107.77を高値に一時107.60まで下落。仲値の買いにやや値を戻すも基本は107.60台で動けず。

EURUSDは、1.0942をボトムに一時1.0965まで上昇。特にいうことはないが、弱い経済指標が続きECBの緩和期待は変わらず。四半期末の実需のEUR買いは気になるが、上値の重さは変わらず。

GBPUSDは、どうなるのか「ブレグジット」結末を予想することはできず、売り圧力は変わらず。早朝の1.2340台をボトムに一時1.2380まで値を戻すも買いの流れも続かず。今後の英議会の動き次第で、ジョンソン首相が目指す内閣不信任案を可決して解散総選挙に持ち込むことができるのであろうか?

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OPEC事務局長
◎サウジアラビアは失われた原油供給をほぼ回復した

オアNZ中銀総裁
◎非伝統的な金融政策が必要になる公算は小さいが、行動に備えることは重要。
◎世界的な低金利環境は各国中銀に新たな課題を突きつけており、マイナス金利の可能性や代替的な金融政策の戦略について多くの質問が出ていると指摘。われわれは現在、これらの質問について真剣に考えている。予防策としてそうすることが理にかなっている。

トランプ大統領
◎日本は米農産物72億ドルの市場を開放する。

米銀シティと調査会社ユーガブが調査
◎9月の英家計の向こう12カ月のインフレ期待は前回8月の3.2→2.9%に大幅低下。5~10年のインフレ期待は3.1→3.0%に低下。

調査会社ユーガブと経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)
◎9月の消費者信頼感指数は、8月104.0→103.4に低下し、2013年5月以来の低下。マクロ経済部責任者は、不透明な国内政治情勢と世界経済の逆風から、英国経済が減速基調に転換したことはいまや明らかだ。

ジョンソン英首相(25日の議会)
◎内閣不信任案を可決して解散総選挙に持ち込むよう野党を挑発。

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