2019/09/23

2019年9月23日(火)22:00時ごろの動き

2019年9月23日(火)22:00時ごろの動き

秋分の日で日本は祭日の週明け月曜日。弱すぎる欧州発のPMIにEUR急落し、債券利回りは急落し、一時株価も弱く、リスク回避の円買いが選好へ。

為替相場は、リスク回避のJPY+CHFが一時選好されるも続かず。欧州発のPMIを受け、EUR+GBPは弱く、逆にAUD+NZDは強い流れとなり、動きは強弱混在。

仏総合PMは51.3(予想52.6 前回52.9)と弱く、独PMI速報値は41.9と6年半ぶりに50を割り込み弱く、ユーロ圏総合PMIは50.4(予想52.0)と6年ぶりの低水準へ。

結果を受け、USDJPYは107.77→107.31まで急落し107.50台で推移し、米株の動き待ち。

EURUSDはアジア市場の1.1026を高値に、欧州市場に入り売りへと変化しており、弱い仏PMIその動きが強まり、弱い独PMIに一機に1.1100を割り込み1.0966まで下落しようやく下げ止まり1.0995まで値を戻す。

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16:15    FRN 9月 総合PMI速報値=51.3(予想52.6 前回52.9)、製造業PMI速報値=50.3(予想51.2、前回51.1)、サービス業PMI・51.6(予想53.2 前回53.4)→ 予想と前回を下回る

16:30    GER 9月 総合PMI速報値=41.9(予想51.5 前回51.7)、製造業PMI速報値=41.4(予想44.0 前回43.5)、サービス業PMI速報値=52.5(予想54.3 前回54.8)→ 予想と前回を下回り、総合は6年半ぶりに50を割り込む。

17:00    EUR 9月 総合PMI速報値=50.4(予想52.0 前回51.9)、製造業PMI速報値=45.6(予想47.3 前回47.0)、サービス業PMI速報値=52.0(予想53.2 前回53.5)→予想と前回を下回り、総合は6年来の低水準

21:30    CAD 7月 卸売売上高=前月比1.7%(予想0.0% 前回0.6 0.7%)

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EUのバルニエ主席交渉官
◎現時点で離脱協議が合意する根拠はないが、協議は続けている
◎アイルランドの国境を巡る英国の提案を受け入れられない

ECB経済報告
◎ユーロ圏の最近の工業生産減少について、域内要因が主な原因
◎工業部門の不振は2018年前半に国際情勢が主因だったが、18年7月以降は域内要因、特にドイツの不振が影響

クノット・オランダ中銀総裁
◎前週のECBの決定は低金利が一時的な性質ではなく、準恒久的な現象になりつつあることを示した
◎過去数十年間の金利低下には構造的な要因も影響している。人々は貯蓄を多くし、投資を減らしている。たしかに金融政策は影響しているが、主要な要因ではない

バスレ・スロベニア中銀総裁
◎世界経済の状況は非常に複雑で、ECBは「今後数カ月、数四半期、数年」にさらなる措置を講じる必要がある

ジョンソン英首相
◎メイ前首相が合意した離脱協定案を修正する必要があることをEU首脳らは今では認めているとし、自身が首相に就任した7月以降、「大きな」進展が得られたと主張
◎「衛生・植物検疫上、アイルランド島を一つの区域として扱う案に関心が寄せられており、心強い展開だが、依然として溝や問題があるのは明らかだ」

次官級貿易協議のため訪米していた中国の代表団が米農家視察を急きょ中止したことについて
◎協議が難航したことが中止の理由ではない、とし、協議で「良い結果」を得られたと説明


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