2019/09/20

2019年9月20日(金)15:00時ごろの動き

2019年9月20日(金)15:00時ごろの動き


3連休を控えた週末の金曜日。欧米市場ではとくに重要な経済指標も見られず、市場は米中次官級通商協議の結果を注目しているとあるも、どうも焦点を絞り切れず。

GBBPUSDは、英国のEU離脱を10月31日の離脱期限を前にしてユンケル欧州委員長の発言やジョンソン英首相の発言からEUが英国に寄り添いかけていると思われており、1.2518をボトムに前日の高値を上回り一時1.2580台まで上昇。

AUDUSDは、先の豪中銀議事録は予想外にハト派内で、弱さが目立っている豪雇用統計もあり、予想より早めの利下げ期待が広まり一時0.6778と、前日の安値付近まで下落して、0.6800台まで反発へ。人民銀行貸出金利を緩和し景気の下さえを計っている。

USDJPYは、日本のCPIは強さが見られず。107.80~10のレンジにとどまるが、実需の円買いや日銀の追加緩和もなく、昨日の欧州・米国市場から続く高値108.10台が非常に重くなっているように思えてならない。

日経平均株価は上昇幅を縮めるも前日比で小幅高。上海総合は小幅ながら上昇傾向を維持。米債利回りは10年債・2年債共に緩やかな下落へ。為替相場は、NZDUSDを除き他の主要通貨では小幅ながらドル売りの流れが続いている。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

8:30    JPY 8月 全国消費者物価指数=前年比0.3%(予想0.3% 前回0.5%)、除く生鮮前年比0.5%(予想0.5% 前回0.6%)、除く生鮮エネルギー前年比0.6%(予想0.5% 前回0.6%)→ 総合とコアは前回を下回り、コアコアは変わらず。

15:00    GER 8月 生産者物価指数=前月比-0.5%(予想-0.2% 前回0.1%)、前年比0.3%(予想0.6% 前回1.1%)→ 予想外に低下へ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※