2018/05/01

2018年5月1日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年5月1日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

ゴールデンウィーク第一弾の連休明けのアジア市場は、日経平均株価が小幅安からスタートするも前日比+40.16(+0.18%)高で終了し中国株も強い。米10年債利回りは2.958%と前日比小幅高で3.0%達成からやや上値は重くなっているが引き続き高値圏で推移。

為替相場は、相変わらずドル買いの流れに変化は見られず。市場のセンチメントは金利に対して強気のFRBに対して、5月の利上げ期待がなくなったBOE、早期の緩和縮小期待がなくなったECB、2%の物価目標時期を明言しなくなったBOJ、年内の利上げ期待が弱いRBA(豪中銀)とRBNZ(NZ中銀)とで、明暗がくっきり分かれておりドル買いの圧力が続いている状況に変化は見られず。

為替市場は米金利と株価に連動する動きが続き、明日2日のFOMCと4日の米雇用統計の2台イベントを前にして積極的にドルを売り材料は見当たらず、テクニカルポイントやポジションの偏りの調整に一時的にドル売りへの期待が膨らむも、レベル感で積極的にドルを売り仕掛ける動きも有効ではなく、また以外にも少ない。

USDJPYは、109.00~50のコアレンジが続き、連休明け後の円高期待も薄れ109.00を試す動きも見られず、逆に109.50円を試す動きとなっている。

EURUSDは、アジア市場の1.2080台を高値に上値は重く、東欧勢や早出の欧州勢の参入に、27日と30日の安値1.2050~60近辺を試す動きが続いている。

GBPUSDは予想外に弱い英経済指標が続き、締めの弱いGDPに急落した流れから先週末の1.3710台で一時ボトム感も見られたが、1.3780~00の上値は重い展開は変わらず。

AUDUSDは0.7500、NZDUSD0.700の重要なポイントをボトムに下げ止まって入るが、共に年内の利上げ期待は弱く積極的なドル売りも見られず。