2018/05/17

2018年5月17日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年5月17日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

アジア市場でのドル売りは幻? 欧州・米国市場の序盤は米金利がやや伸び悩むも高値圏を確り維持、米株は先物市場の流れを維持し、下げからスタート。原油価格(WTI)の上昇傾向は止まらず、資源価格も上昇傾向を維持。

米新規失業保険申請件数は22.2万人と予想と前回をやや上回り弱いが、4週間移動平均は1969年12月来の低水準となり、米雇用の強さは変わらず。フィラデルフィア連銀景況指数は34.4と予想・前回を上回り強く昨年5月以来の高水準。

GBPUSDは、GBP相場に影響の大きくアジア市場で加熱し一時1.3569まで上昇した、英国の関税同盟への残留の報道を英政府当局者が否定し、メイ首相が離脱すると表明。一時1.3474まで下落し、現状では昨日のクローズ水準で推移。200日SMA=1.3556を中心とした呪縛から完全に抜け出せず。

USDJPYは、110円の壁を何度も試しながら失敗。結局は米金利の上昇による外債投資の動きが強いのか? 昨日から続く110.00~40のレンジ相場も、主要因は不明ながら午後3時の東京カットのオプションタイムから上昇。前日来の高値110.45を上回ると110.74まで一気に上昇。北朝鮮のブラフなのか本心なのか不明ながら米韓軍事訓練に関して「北朝鮮は韓国との協議を行わない」と発言にもリスク回避の流れは全く見られず。110.80まで上昇中。

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21:30    USD 新規失業保険申請件数=22.2万件(予想21.5万件 前回21.1万件)→ 予想と前回を上回るも4週間移動平均は1969年12月以来の低水準

21:30    USD 5月 フィラデルフィア連銀景況指数=34.4 (予想21.0 前回23.2)→ 予想を大幅に上回る

23:00    USD 4月 景気先行指数=前月比0.4%(予想0.4% 前回0.3%)

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北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)=今週予定されていた閣僚級会談の中止につながった問題が解決しなければ、北朝鮮は韓国との協議を行わないと伝えた

藤原全銀協会長=日銀の緩和策について「過度な副作用が確認されれば政策変更すべき


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