2018年5月15日（火曜）欧州・米国市場序盤の動き
ドル全面高！ 強弱混在の米小売売上高＋NY連銀製造業景気指数にドル買いへと反応し、 米10年債利回りは3.0％の大台を突破し上昇中。米株は下げ幅が強まり、原油価格（WTI）は上昇止まらず一時71.92まで上昇。
為替相場は新興国＋主要国通貨に対してドルは全面高。米小売売上高＋強い米NY連銀製造業景気指数後から米金利は上昇しドル買いへと動き、米中経済対話からは進展が感じられず、貿易戦争のリスクは残り、中東の地政学的リスクは高まり、新興国通貨安の流れは強く、USDTRY、USDZARは共に2～2.5％近く上昇。
また、主要国通貨でも、リスク回避AUDUSDは－1.0％近くと下げ幅は大きく、NZDUSD＋EURUSD＋GBPUSD－0.8～－0.85％近く下落し、ドルは全面高。
USDJPYは＋0.58％の上昇と、通常ならば変動が目立っていたはずながら、他の主要国通貨の下げ幅は大きく、結局は目立たない動いから、要約110.00をクリアに上抜け一時110.38まで上昇しようやく上げ止まるも、下げ幅は限定的。
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GER 第1四半期 GDP・速報値＝前期比0.3％（予想0.4％ 前回0.6％）、前年比（労働日数調整済）2.3％（予想2.4％ 前回2.9％）、前年比（季調前）1.6%（予想1.7％ 前回2.3％）→ 予想を下回るEUR売りが強まる
15:45 FRN 4月 消費者物価指数・確報値＝前月比0.2％（予想0.1％ 前回0.1％）、前年比1.6％（予想1.6％ 前回1.6％）
17:30 GBP 4月 雇用統計： 失業率＝2.5％（予想 前回2.4％）、失業者数増減＝前月比3.12万人（予想0.78万人 前回1.16→1.57万人）、雇用者数19.7万人（予想12.5万人 前回5.5万人）、ILO失業率（3か月/3か月）＝4.2％（予想4.2％ 前回4.2％）、平均賃金＝含むボーナス（3ヵ月比）2.6％（予想2.6％ 前回2.8％）、除くボーナス（3ヵ月比）2.9％（予想2.9％ 前回2.8％）→失業率は前回より上回り、失業者数も予想を上回るも、ILO失業率は予想と前回と変わらず、平均賃金の含むボーナスは前回を下回るも予想通りで、逆に、除くボーナスは予想通りながら前回を上回り、雇用者数も予想外に増加。結果、GBP相場の動きは期待外れで緩慢。
18:00 EUR 第1四半期GDP・改定値＝前期比0.4％（予想0.4％ 前回0.4％）、前年比2.5％（予想2.5％ 前回2.5％）→ 速報値・予想と変わらず
18:00 EUR 3月 鉱工業生産＝前月比0.5％（予想0.6％ 前回－0.8→-0.9％）、前年比予3.0％（想3.7％ 前回2.9→2.6％）→ 予想を下回り前回は下方修正へ
18:00 GER 5月 ZEW景況感指数＝-8.2（予想－8.2 前回－8.2）→ 予想と変わらず
21:30 USD 4月 小売売り上高＝前月比0.3％（予想0.3％ 前回0.6→0.8％）、除自動車・コア前月比0.3％（予想0.5％ 前回0.2→0.4％）→ 前回が上方修正されるも、コアは予想を下回る
21:30 USD 5月 NY連銀製造業景気指数＝20.1（予想15.0 前回15.8）→ 支払い価格が上昇、予想を大幅に上回り
23:00 USD 3月 企業在庫＝前月比0.0％（予想0.2％ 前回0.6％）→ 予想を上回る
23:00 USD 5月 NAHB住宅価格指数＝70（予想70 前回69）→ 予想と変わらず
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