2017/10/19

2017年10月19日(木曜)アジア・欧州市場の動き

2017年10月19日(木曜)アジア・欧州市場の動き

日経平均株価は続伸中で13連騰。+85.47(+0.40%)の21448.52円で終了。米金利は軟調に推移するも、米国市場を見なければ語れず。

今日の注目材料の一つでもある、NZの政局では、ポピュリスト政党のNZファースト党が労働党につくことを表明し緑の党を含め連立政権樹立へと、不安な門出となり、NZDUSDは1%超の下落で0.7060台へと低下。

もう一つの注目材料は、カタルーニャ自治州首相が独立宣言を撤回するか否かの最終期日で、日本時間の午後5時に予定されている。カタルーニャのプチデモン首相は、中央政府が自治権を停止すれば正式に独立を宣言する方針との報道もある。

この結果如何では、EURUSD相場の変動が高くなることが予想できるが、現在のところ1.1790~1.1815の狭いレンジで推移している。

それと、豪州の雇用統計の発表もあった。失業率=5.5%(予想5.6% 前回5.6%)、就業者数=1.98万人(予想1.5万人 前回5.42→5.3万人)と、失業率は低下し直後は0.7840台→0.7870台へ上昇。中国のGDPが予想通りながら前回より軟化し0.7840台へと低下するも、欧州市場に入り0.7870台へと上昇し、底堅い値動きへ。


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NZ議会、労働党、NZファースト、緑の党の連立政権へと動く=ポピュリスト政党のNZファースト党が労働党につくことを表明し連立政権樹立へ、不安な門出になる可能性も。

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オプション市場では、ボラティリティーは、1週間の短期間を除き総じて低下傾向にありますが、例外としてはUSDJPYだけは全期間にわたり上昇傾向となっています。

リスクリバーサルでは、円売りが加速していることもあり、USDJPYは円コールオーバに変化はありませんが、1か月のRRは9月25日に続き−1.0%まで低下し、EURJPYやGBPJPYも円コールが低下し、全体的に円高リスクが減少気味となっています。