2017/10/06

2017年10月6日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き 止まらぬドル買い!

2017年10月6日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日米3連休を控えた金曜日、米雇用統計を前にしても止まらぬドル買い!

日経平均株価は一時20,700円台まで上昇し終値でも+62.15(+0.3%)と上昇傾向は止まらず。米金利は連銀理事らのタカ派発言と10月のQE縮小開始と12月の利上げ期待に加え、米議会下院は税制改革案通過させたこともあり、上昇傾向は止まらず。

アジア市場に入っても、GBPUSDとEURUSDは前日の安値を割り込み、GBPUSDは1.3060台へ1.30の大台われが目の前へ。EURUSDは1.1680台へと続落。日本株高+米金利上昇にUSDJPYの買いも止まらず113円台へと14日の高値113.19を目指す勢いが続いている。

そして迎える今日の米雇用統計。ハリケーンの影響に強さは期待していないが、それでも以下の通りの予想となっている。

非農業部門雇用者数が14万人を超えるとドル買いへとなりやすい。注目の時間当たりの賃金が前月比で0.4%超、前年比で2.6%超とでもなればさらに上昇力が高まるおとが予想。逆に、非農業部門雇用者数がマイナスに、注目の時間当たりの賃金が前月比で0.2%以下、前年比で2.5%以下にでもなれば、連休前にしたドルロングの調整圧力が強まると思われるも、来週から始まる米企業決算は強いと思われおり、どこまで下げることができるかは、不明。

それと、円相場にとって重要なのは北朝鮮リスクで、連休明け10月10日(火曜)は北朝鮮 朝鮮労働党創設72周年記念で、サプライズがないことを期待したい。


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⇒ 失業率=予想4.4%(予想範囲4.3 ~4.5%) 前回4.4%、
⇒ 非農業部門雇用者数=予想10万人(予想範囲 0 ~14.0万人) 前回15.6万人、
⇒ 民間部門雇用者数=予想11.7万人(予想範囲2.0~15.0万人)前回16.5万人、
⇒ 製造業雇用者数=予想1.1万人(予想範囲−2万~1.5万人) 前回3.6万人、
⇒ 政府部門雇用者数=予想 前回-0.9万人、
⇒ 労働参加率=予想62.8%(予想62.7~62.9%) 前回62.9%、
⇒ 平均時給=予想 前回26.39ドル、
⇒ 時間当たり平均賃金=前月比予想0.3%(予想範囲0.2~0.4%) 前回0.1%、
⇒ 時間当たり平均賃金=前年比予想2.6%(予想範囲2.5~2.6%) 前回2.5%、
⇒ 平均週間労働時間=予想34.4(予想範囲34.3~34.5) 前回34.4

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