2017/10/31

2017年10月31日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年10月31日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

いつもながら特筆する動きは見えず。為替相場の変動は緩やかで、欧米市場待ちの動きで、クロスでは円高傾向続く。

日経平均株価は米株下落の影響もあり一時150円近く下落するも、終盤にかけては値を戻し前日とほぼ変わらず22,011.61−0.06(-0.00%)で終了。

日銀は予想通り政策金利−0.1%の据え置きを決定、中国の製造業とサービス業PMIは前回と予想を下まわり強さが見られず。

今日の欧米市場では、ユーロ圏GDPとCPI、カナダGDPと鉱工業生産、米シカゴPMIと米CB消費者信頼感が控えており、また、ポロズカナダ中銀総裁とウイルキンス上級副総裁議会証言も気になる。短期的な変動が続きそうではある。また、明日1日のFOMC、2日のBOEと重要な発表が控えており、2日には次期FRB議長の発表の可能性もあり、結果を受けて相場変動が強まることが予想され目先は動きにくくなる可能性も高い。
 USDJPYは、株安でスタートし円高傾向が強まりも、113円割れの買いは厚く、日銀は予想通り政策金利−0.1%の据え置きを決定、直後の反応は円売りで、USDJPYは小幅ながら今までの安値となる113.28まで上昇するも、113.30円を超せず。結局は大枠で113.00~113.30のレンジ相場で上値は重く、引き続き下値リスクが残っている。

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オプション市場では、
ボラティリティーは、週末リスクから解放された影響もあり、主要通貨では低下傾向にあり、1週間ではEURUSD7.75→7.10、USDJPY9.0→8.6%、GBPUSD9.8→9.7%へ低下し、長いところも弱含みで推移している。

リスクリバーサルは、USDJPYは前日と変わらず、1週間−0.5%、一か月−0.70%、3か月−0.90%と動きは見られず。EURUSDは1週間0.0%で変わらず、一か月0.10→0.0%、3か月0.15→0.05%と、ユーロコールの低下が続き、EURUSDの先高リスクが弱まっている。

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