2017/10/03

2017年10月3日(火曜)アジア・欧州市場の動き


2017年10月3日(火曜)アジア・欧州市場の動き

アジア市場は、前日の強い米経済指標を受けた米金利の上昇もあり、ドル買いの流れは止まらず。

USDJPYは、仲値のドル買い需要なのか112.70台→112.90台へ上昇、日経平均株価の上昇に円売りが強まり113.10台へ上昇し、クロスでの円売りが続いている。

AUDUSDは、弱い住宅建設許可に売りが始まり、豪中銀声明では「賃金の伸び悩みと豪ドル高」をけん制し、0.7800を割り込み0.7780台まで下落。

EURUSDも、ラホイ・スペイン首相がカタルーニャ州政府の自治権を停止し、新たな地方選挙を実施する可能性との報道もあり、一時1.1700の大台を割り込み1.1690台まで続落。

欧州市場の序盤では利食い先行なのか、ドル買から売りへと流れは変化するも、ドル買いトレンドを変えるような動きに至らず、欧州市場の動きを見守る流れへ。

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〇原油価格は、50.43ドルと50ドル台を維持するも、リビアの増産動きもあり弱含みで推移。
〇日経平均株価は、+213.29(+1.05%)と大幅上昇。
〇米10年債利回りは2.347%と強含みで推移。

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豪中銀=政策金利1.5%の据え置きを予想通り決定。

豪中銀声明=賃金の伸び悩みと豪ドル高に懸念を表明、利上げを急がない方針を示唆。通貨高が進めば、現在の予想以上に経済活動・インフレの回復ペースが鈍化へ。

豪中銀声明=賃金の伸び悩みと豪ドル高で、生産と雇用の見通しを抑制している。費者物価は伸び悩んでおり、目標レンジの2─3%上昇を下回っている。

豪中銀声明=賃金を上回るペースで拡大、可処分所得の190%と過去最高に達しており、中銀は追加利下げには消極的な姿勢を示唆。

豪中銀声明=中国経済は、インフラや不動産建設における支出拡大が成長を下支えしており、高水準の債務は引き続き中期的なリスクを示している。豪州の交易条件は今後悪化する見込みだが、比較的高水準を維持

豪中銀声明=第2四半期に豪経済は前期比で0.8%拡大した。この結果や最近のデータは、豪経済が来年にかけて徐々に上向くとの予想と一致。

与党に近い政党=ラホイ・スペイン首相は、スペイン憲法155条に基づき、憲法上の危機を収束させるためカタルーニャ州政府の自治権を停止し、新たな地方選挙を実施するよう求めた。

ホワイトハウスのサンダース大統領報道官=今は対話すべき時ではないと発言。米国が関心を持っているのは北朝鮮に拘束されている3人の米国市民の解放に向けた対話だけ。

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