2016/08/10

2016年8月10日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年8月10日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

先週金曜日の予想外の米雇用統計=9月の米利上げ期待はどこへ? 為替相場はUSDJPYが続落、円買いがリードするドル安相場が続く。

日経平均株価は-29.85(-0.18%)と小幅下落、欧州株も小幅下落からスタート。原油価格は42.20へ続落し、米10年債利回りも1.53%台へと低下。

USDJPYは、日経平均化株価は開始早々から売りが膨らみ、一時110円近く値を下げ、USDJPYは101.90台→101.10台まで一時続落。昨日の高値102.50台から一時1.5円近く値を下げ、先週末の米雇用統計のスタート地点に逆戻りする動きとなった。

欧州市場に入り101.20円近辺をボトムに買い戻しも見られるが戻りも限定的。市場で盛り上がった9月の米利上げ期待は変わらぬが、円安が短期間で終了したことで、円ベア派にとってはショックを隠せない。戻り売りへの圧力が強まる可能性も。

AUDUSDは、ついに0.77の大台を達成し続伸。0.7680のポイントをボトムに上昇圧力は止まらず。原油価格や資源価格の低下にも下げ幅は限定的でテーマにならず。押し買いの流れを維持。


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