2016年8月1日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き
欧州市場は、特に材料は見当たらず。
強いて上げるとすると、今週利下げ期待が膨らむAUD+GBPは弱く、特にGBPは弱い製造業PMIを境に売りへと変化し、ドル買いの流れをリード。次の一手は利下げの期待でNZDも弱く、原油安にCADも弱い。
欧州株は総じて弱く、米10年債利回りは1.5%台上昇、原油価格(WTI)は41ドルを割り込み、米株は軟調に推移し、USDJPYの上値は重くなる。
欧州市場で発表された、製造業PMI・改定値は、フランスはあい変わらず50を割り込み弱く、独+ユーロ圏は予想・速報値より若干ながら上昇。弱かったのは英国で、48.2と予想・前回の49.1からさらに悪化、英国のEU離脱後の景況感指数は弱気ムードが続く。
USDJPYは、102.10~50の狭いレンジで推移。米株は軟調で売り圧力が続き、クロスでも円高方向へと動きが続き、引き続き、ダウンサイドリスクが勝る。
EURUSDは、1.1200をトライできず上値は思い。
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カプラン・ダラス連銀総裁=9月のFOMCで利上げについて話し合う可能性がある。