2016/08/24

2016年8月24日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年8月24日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

ドル高材料が続くも、ドル買いへと動かず、語る言葉も少ない。金融市場は全体的に方向性が示せず、為替市場も意外なほど動きは緩慢。

日経平均株価は小幅上昇、欧州株も小幅上昇。原油価格は47ドル台前半へと低下。

USDJPYの上値は重く100.50円台をトップに100.10~100.50円の狭いレンジに終始。昨日から売り圧力が続いていた、AUD+NZD+GBPのコモンウェルズ通貨は、欧州市場に入ってから買いの流れへと変化し、AUDUSD+NZDUSD+GBPUSDは上昇へ。

ただ、EURUSDだけは1.1310台をトップにし1.1270台へと値を下げ(これも限定的な下げなのですが)EURの弱さが目立っているが、独に材料は特定できず、短期投機筋のポジション調整の域を出ない。

ここにきて、ダドリーNY連銀総裁、フィッシャーFRB副議長、FRBの公定歩合議事録で利上げ支持が8/12地区連銀へと拡大へ。周りの現象は9月の利上げ可能性を期待させる内容にも、ドル買いは極めて少なく、逆にドル売りの場として利用されているようにも見える。

市場参加者は早期利上げの可能性を信じ切れていないのか、26日のイエレンFRB議長の講演で夏休み後の次の一手を見極めようとしている。

印象としては、USDJPYの上値は切り下がり、上値の重さは実感しているが、、99円台は当局の口先介入や公的資金の円売りを気にして積極な円買もできず。ただ、戻り売り方針を貫くだけ。


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独第2四半期GDP・改定値は、前期比0.4%、前年比1.8%と予想・速報値と変わらず。

英BBA住宅ローンは、37,662件と(予想38,500件)に届かず。


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