2016/08/02

2016年8月2日(火曜)1日の海外市場は、AUD+CAD安。

2016年8月2日(火曜)1日の海外市場は、AUD+CAD安。

8月初日で週明け月曜日の海外市場は、USDJPY+EURUSDの2大主要通貨はレンジ相場。逆に、AUDUSDは今日の利下げ期待に下落し、NZDUSDも11日の利下げ期待が残りつれ安へ。USDCADは、原油価格(WTI)は一時40ドルを割り込みカナダドル売りへ。

米NYダウは-27.73(-0.15%)、NASDAQ+22.06(+0.43%)、S&P500 は-2.76(-0.13%)。WTIは40ドル台前半と弱く一時40ドルを割り込み39.84ドルまで下落。

ISM製造業景況指数=52.6(予想53.0 前回53.2)→ ドル高と原油安の影響で、予想と前回を共に下回る。建設支出=前月比-0.6%(予想0.5% 前回-0.8→-0.1%)→ 前回は上方修正されマイナス幅が縮小するも、3ヵ月連続のマイナスへ。

AUDUSDは、利下げ期待に続落。
今日午後1時30分の豪中銀政策委員会では、政策金利0.25%の引き下げ予想が強く、資源価格の下落もあり、アジア市場で付けた0.7610台を高値に、弱い米経済指標にも上昇は見られず。終盤に賭けては0.7520台まで続落し、弱さが目立つ1日となった。また、NZDUSDも11日に利下げの可能性が残り、つれ安状態が強く0.7170台まで下落へ。

GBPUSDは、弱さが目立つも欧州市場の安値は更新できず。
英製造業PMIは2013年2月来の低水準で、英国のEU離脱の影響が景況感の悪化につながっている。2013年2月来の低水準で、英国のEU離脱の影響が景況感の悪化を示唆し、一時1.3160台まで下落。弱い米経済指標に1.3220近くまで値を戻すも、4日にBOEは利下げする可能性もあり、終盤に賭けては1.3180台まで低下するも下げ幅は限定的。

USDJPYはレンジ相場ながら、クロスで円高傾向が強く上値は重い。
原油価格+資源価格の続落に伴うリスク回避で円買いが強くなる可能性も気になる。AUDJPYは77円を狙う動きへ、CADJPYは78円を割り込み円高傾向が続く。

今日の午後に事業規模28.1兆円の経済対策を発表する予定。財政支出(真水)が7.5兆円、財政投融資6兆円で、年間GDPを1.3%押し上げるというが、この発表の結果を受けた、円相場もどう反応するのかを注目。


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原油価格は続落、ロイター調査で、OPECの7月生産量が過去最高へ、7月の米石油掘削リグ稼働数が約2年ぶりの大幅増(5週連続で増加)などが要因と思われる。