2016/08/28

今週の注目材料(8月29~9月2日)

今週の注目材料(8月29~9月2日)

今週の最大のポイントは米利上げの高まりと米雇用統計。

先週末の興奮が冷めやらぬ中、今週金曜日には米雇用統計が発表される。フィッシャーFRB副議長は先週にジャクソンホールで、「9月2日発表の8月米雇用統計が、利上げ決定を左右する可能性」を示唆していた。

いつもながら重要な米雇用統計がさらに重要性を増しているが、9月21日のFOMCで利上げの可能性をさらに高めることができるのか? 失業率が5.0%割れを維持し、非農業部門雇用者数が20万超で、賃金の上昇にでもなれば、その可能性がさらに強まりそうである。

今週は8月の月末の週と9月の新たなスタートをむかえる週となり、、米雇用統計(9/2・金)とカナダGDP(8/31・水)、中国のG20(9/4日~5日)を除くと意外に重要な指標や予定が少ない。

これらが今週の焦点になると思われるものの、正直なところ、9月2日(金曜)の米雇用統計を前にした動きと、結果の反応が全てともいえないことはない。


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今週は、中程度のイベントはいつもながら米国を中心として多い。

米国発では、
8/29(月)個人所得、個人支出、
8/30(火)S&Pケース・シラー住宅価格指数(20都市)、CB消費者信頼案指数
8/31(水)ADP雇用統計、 シカゴ購買部協会景気指数、NAR米中古住宅販売保留
9/01(木)非農業部門労働生産性・改定値、新規失業保険申請件数、建設支出
9/02(金)雇用統計、製造業新規受注

ユーロ圏発では、
8/30(火)独消費者物価指数・速報値
8/31(水)独・ユーロ圏の雇用統計
9/01(木)独・ユーロ圏PMI

英国&CAD発では、
8/31(水)カナダGDP
9/01(木)英製造業PMI
9/02(金)英建設業PMI

豪州&NZ&中国発では、
9/01(木)豪小売売上高、中国製造業&非製造業PMI、財新製造業PMI、

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詳細は、別途今週の予定表をご覧ください。