2016年8月19日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
週末の金曜日、特に重要な経済指標や発言の予定もなく、 株価と連動しながらも、 為替相場は週末のポジション調整色の強い動きの中で、ドル買い+ 円買いの流れが目立っている。
日経平均株価は+59.81(+0.36%)と小幅上昇するも、 欧州株は総じて軟調に推移。米金利は強く、 原油価格は48ドルを割り込みやや弱含みで推移。
USDJPYは、水準から判断すると円先高期待が続いているが、 どうしても100円割れ、特に99.80円以下は、 直近の安値水準の50~60台を意識して、 底値での売り意欲は弱いが、逆に100.40~ 50の戻り売りが強くなっている。
EURUSDは、FOMC議事録直後の1.1260台から1. 1360台まで続いたユーロ高の流れの調整と思われるが、1. 1200を割り込むような大相場も期待できず。
GBPUSDは、昨日の強い英小売売上高と、 英国のEU離脱による景況感の悪化が弱まる調査結果など、 超悲観的なムードが弱まり、 ポンドの買い戻しに繋がっていると思われる。ただ、1. 3200の大台が大きな壁になっており一直線の上昇は考えにくく 、 EURUSDと同じくFOMC議事録直後のポンド買いスタート地 点の1.3010~20、さらには、急進が始まった1. 3050が下値のめどと思われる。、
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