2016/08/11

2016年8月11日(木曜)欧州・米国市場の動き

2016年8月11日(木曜)欧州・米国市場の動き

夏休みシーズン真っ盛り+材料難=相変わらず動きの乏し展開が続く。

米輸入物価指数は予想外に増加、米新規失業保険申請件数は、ほぼ予想通りで、6月以来27万台を割り込む流れが続き、完全雇用に近い水準で停滞している。評価としてはドル買いながら、相場は弱いながらドル買いから売りへと変化。

米株は小幅上昇、原油価格(WTI)は42ドル台前半へと上昇、米金利は1.52%台へ上昇。

USDJPYは、相変わらず方向性は見られず、101.10~101.50の40pips
レンジ。テクニカルでは101.70円を超えてくるとやや円ベアで上昇に傾きやすいが、逆にUSDJPYの売り場になっている可能性も高い。

米金利+米株+米金利を見ると、ドル買い相場を期待したくなるが、ここはあえて戻り売りに徹することにしたい。

EURUSDは、欧州序盤のEUR売りも続かず、1.1130台を安値に、堅調な欧州株もあり、1.1170台へと上昇、結局は前日の終値水準へと逆戻り。短期的にはEUR買いが強まる可能性は高いとみるが、1.1200が再び上値の壁へ。

AUDUSDは、昨日までの買い圧力は見られず。早朝にNZ中銀の利下げ後の変動で、一時0.7760近くまで上昇するも、瞬間で後は0.7690~0.7725の狭いレンジで推移。0.7760近辺は昨日海外市場の高値水準にあり、0.7760近辺が大きな壁となっている。

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