2016/08/25

2016年8月25日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年8月25日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

イエレンFRB議長の講演を明日の夜に控えた影響なのか、相変わらず鈍い値動きの展開が続いている。

日経平均株価は-41.35(-0.25%)下落、欧州株は弱く、独DAXは1%超下落。原油価格は46ドル台後半で安定推移。

重要なイベントや主要な経済指標の発表もないアジア市場は、朝9時の取引が厚くなる時間には、100.60円台へ上昇し、昨日の海外市場の安値近くまで円売りが続くも、弱含みで推移する日本株に反応したのか終わってみれば100.30円台まで値を下げている。

欧州市場の序盤に発表された、独IFOは106.2(予想108.5 前回108.3)と予想外に弱く、直後から円クロスでの円買いが入り100.30円まで値を下げるも、EURUSDの売りは極短時間で終了。EURUSDは.1260台の底堅さを確認し、1.1290台へ逆に上昇へ。

AUDUSDやGBPUSDの動きは鈍く、EURGBPは昨日の流れと逆に買いが先行へ。また、USDCADは原油価格の小幅な上昇もあり、カナダドル買いが続いている。

この後の欧州・米国市場でどこまで相場が動くのかは、最近の値動きから見ても期待していいのか疑問ながら、米耐久財受注と米週間新規失業保険申請件数は、明日のイエレン発言を前にして重要なイベントであることは間違いない。


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