2016/08/09

2016年8月9日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年8月9日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

シンガポール市場は休場、大きな材料み見当たらず。夏休み本番もあり参加者不在で方向感定まらず。

為替市場は、日経平均株価は+114.40(+0.69%)と上昇、原油価格は43ドル手前で推移し底堅さが続く。

中国CPIは前年比1.8%と前回1.9%からは低下するも予想と変わらず。独貿易収支は217億ユーロと予想と前回を若干下回る。英鉱工業生産と製造業生産は改善傾向がみられるも、貿易収支は-124.09億ポンドと予想や前回より赤字が幅が拡大。

USDJPYは、102.25~50の狭いレンジで推移。株価の上昇と比例した円安は期待ができず、昨日の高値102.65近辺が当面の高値水準となり、アジア市場では102.50~60の上値は重い。大手投機筋は夏休み入りが多くなり、今後は本邦サイドの実需筋も不在となることで、101.85~102.80のレンジを抜け出すことを期待することは難しくなっている。

基本の流れは円高を考えるも、現在は夏季休暇前のポジション調整と、日銀の株価い+安倍首相に期待した円売りがどこまで続くのか上値を試す動きを期待。ただし、多くは期待せず。

AUDUSDは、底堅く推移。利下げ実施と追加利下げの可能性を残しながらも、底値を切り上げAUDの底堅さが目立っている。夏休みのパーキング資金としての魅力との意見もあるが、直接的な要因は不明。0.7670台を超えられるかが勝負。

GBPUSDは、異例の包括的緩和パッケージを発表し、目先は材料出尽くし感による買いを期待したが、それも非常に弱い。市場では追加緩和が避けられないとの意見も多く、1.25~1.35のいずれか?と言われれば、1.25を選択したくなるり、EURUSDと共に戻り売りスタンス変わらず。


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ネズエラ石油・鉱業相=OPEC加盟国と非加盟国による会合が数週間以内に開催される可能性がある。

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