2016/08/22

ジャクソンホール・シンポジューム

ジャクソンホール・シンポジューム

以前、WSJ紙でFRBの中で影響力の大きい氏名が公表されたことを思い出した。イエレンFRB議長は当然のことではあるが、続いてフィッシャー副議長とダドリーNY連銀総裁の名前があがっていた。

最近になって、ダドリーNY連銀総裁は16日に「労働市場の引き締まりや賃金増の兆候を踏まえると、来月に利上げに踏み切る可能性がある」と言い、21日にフィッシャーFRB議長は「米経済がすでにFRBの目標達成に近く、経済成長が今後勢いを増すだろう」と、両氏は依然としてFRBは利下げの可能性が存在していることを示唆。

利上げの可能性を否定も肯定せず、具体的な話を聞くことができないイエレンFRB議長が26日にジャクソンホール・シンポジュームで久しぶりに発言をする。

さてさて・・・・。正直なところサプライズは期待していないが、世の中には「もしも!」の可能性は否定できない。トップ3名が、利上げの可能性を示唆するのか? それとも、議長は慎重姿勢を貫くのか? 週末金曜日は市場参加者の目が集中している。