2016/08/17

2016年8月17日(水曜)アジア市場の動き

2016年8月17日(水曜)アジア市場の動き

アジア市場は、日本株の上昇に円買いの意欲は失せ、昨日反発のきっかけとなった、ダドリー+ロックハート=9月利上げの可能性発言に、明日未明のFOMC議事録でタカ派期待が強まっている。

日経平均株価は+149.13(+0.90%)と強く、WTIは46.30台と小幅下落。

USDJPYは101円台を回復し、ドル買いの流れに主要通貨でもドルが上昇するなど、昨日と真逆の底堅い値動きとなっているが、ベア派もブル派も自信を持って取引をしているとは思えない値動きとなっている。

振り返ってみると、昨日の円買いはなんだったのでしょうか? いずれにしても、9月の米利上げの可能性は? 12月の米利上げの可能性は? FOMC議事録がその答えを出してくれるでしょう。

他の主要国通貨では、NZの雇用統計+PPIにNZドルが直後に急進するも、トレンドが出ず元の水準に逆戻り。その後のドル高で上値を徐々に切り下げており、NZドルの買いの強さは感じられず。

主要国通貨は、昨日の連銀総発言に米利上げ期待度が高まるも、それに同意するような相場変動は見られず。引き続き夏休み相場を引きづりながら、しばらくはドルの重さ(買い)のムードが続くことが予想される。

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