2016年8月17日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き
FOMC議事録待ちで動きは緩慢。
前日のダドリー+ロックハート=9月利上げの可能性発言に、強気な議事録を期待した動きとなり、欧州株下落し米株も軟調に推移するも、米金利の上昇は小幅にとどまり、ドル買いも限定的。
英雇用統計は、失業保険申請件数=-8,600人(予想9,000人)と予想外に減少、平均所得も小幅上昇し、直後はポンド買いが強まるも、その流れは続かず。
USDJPYは、浅川財務官の円高けん制発言と、タカ派のFOMC議事録を期待したドル買いも続かず。東京市場の午後、日本株の上昇に連動し一時101.10台まで上昇後、今日のレンジ100.16~101.16のレンジの中間となる100.60台まで徐々に値を下げた後は、戻りも100.85と限定的で米国市場に入ると100.50台まで値を下げている。
EURUSDは、1.1250台から1.1280の狭いレンジで上下。方向感は定まらないが、クロスではEUR高に動いている。
GBPUSDは、上値を切り下げ続落傾向が続くも、1.3000をボトムになんとか下げ止まっている。
AUDUSDは続落。0.7660を割り込んでからはストップを巻き込み0.7620台まで続落。NZDUSDも0.7210台まで続落、0.7200の大台を試す動きへ。AUDJPY+EURAUDでもAUD売りが目立つ。
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浅川財務官=USDJPYが一時99円台に入った事を受け、市場で乱高下がみられる。市場をきっちりみていく。激しい動きがあれば対応せざるを得ない。
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