2016/08/08

2016年8月8日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年8月8日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明けの為替市場は、先週の強い米雇用統計に、9月の米利上げ観測が高まるながれを先週から引き継ぎ、全体的にドルは底堅く推移するも、夏休み相場なのかボラティリティーは低下気味で、材料もなく通貨間で動きは異なる。

日経平均株価は+396.12(+2.44%)と大幅上昇するも、マザーズは逆に-28.07(-3.06%)と大幅下落、欧州株も上昇からスタート。原油価格(WTI)は42ドル台前半へと上昇へ。

USDJPYは、日銀が日々700億円の日本株買いに動くことを期待した株高の可能性もぬぐいきれないが、最近は株高=円安の連動性も薄らぎ、今日も日本株が2.4%近く上昇しても、USDJPYは0.5%の上昇にとどまっている。

日本株先物の上昇を受け、週明けからギャップを開けて円売りからスタート。円クロスでは資源国通貨のAUDJPY+NZDJPY+CADJPYが強く上昇、逆に、GBPJPYは下落し、EURJPYは横ばいで推移と、円相場は通貨間で異なる動きへ。USDJPYは101.90円をボトムに上値を狙う展開が続き、1時間チャートでは102.60円が大きなポイントになっている。

EURUSDは、オープン開始から動きは鈍く、1.1080~1.1110台の狭いレンジで推移。EURJPYは112.90台で取引を開始し、高値は113.40台で強含みで推移するも動きは緩慢。特に材料も見当たらず。

AUDUSDは、オープンは売りからスタートするも、0.7600近辺をボトムに底堅く欧州市場に入ると0.7630台まで上昇へ。

NZDUSDは、オープンから売りが強く、午前10時30分近くで一時0.7080台まで値を下げるも下げ止まり、欧州市場では0.7130近くへと上昇。ただし、先週NY終値を超えられず。

       
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仏中銀異例の成長見通しを発表=仏第3四半期GDPは0.3%の見通し。

安倍首相=経済財政諮問会議で、「経済対策をはじめとするあらゆる政策を総動員し、デフレからの脱出速度を最大限まで引き上げると発言。

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