2016/08/25

2016年8月25日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年8月25日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

相変わらず力の入らない相場展開の中で、各国の経済指標に相場は単発的に反応。

米株は小幅下落、原油価格は軟調に推移、米10・2年債利回りは上昇へ。為替相場はEURUSDの上昇を除き、USDJPY+GBPUSD+AUDUSD+NZDUSDと総じて小幅なドル高の流れへ。

独IFO業況指数は、予想を下回るもEURUSDは1.1260台で下げ止まり1.13近くへと反発へ。

英CBI小売売上高指数は、9と予想-5から大幅改善するも、GBPUSDは買へと動かず続落へ。

米新規失業保険申請件数は26.1万と予想より改善へ。米耐久財受注は前月比4.4%(予想3.5% 前回-3.9→-4.2%)と、共に予想より良い数字に通貨間でばらつきはあるもドル買いが強まる。

米総合PMIは51.5、サービス業PMIは50.9と、共に前回を下回る。

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USDJPYは、100円割れを試せず、下値トライの反動に、円のショートカバーが続くも、円先高を期待する動きは強く、100.60円台を高値に超えられず、大枠100.30~60円のレンジに終始。100.80、101.10~20円のを超えないとなかなか円ブルセンチメントは変わらず。

EURUSDは弱い独IFOにも続伸へ、GBPUSDは弱いCBI小売がポンド売り材料となった。結果としてEURGBPの動きに左右されているのか、今日はEURUSDの上昇+GBPUSDの下落へ、結果として、EURGBP=0.8500→0.8560台へ上昇。

AUDUSDは、73.30~73.70のレンジでやや弱含み。NZDUSDは77.65~77.85のレンジで上下変動するもレンジを抜け出せず。


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ジョージ・カンザスシティー連銀総裁=金利を動かす時が来ていると真に思う。高金利が望ましいという意味ではなく、急激な利上げが必要という意味でもない。わたしは金利の段階的な動きを支持する。

ジョージ・カンザスシティー連銀総裁=GDPが2%に達する十分な理由があり、下期は3%の可能。

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