2017/01/10

2017年1月10日(火曜)アジア市場の動き

2017年1月10日(火曜)アジア市場の動き

連休明けの東京市場は、先日の海外市場の流れをフォロー。株安+円高が加速した流れは止まず、中国のPPIは強く豪ドルの買い+メイ英首相の発言を受けたポンドの売りも変わらず。

日経平均株価は、前日のNYダウ下落の流れに-152.89円(-0.79%)と弱く、米金利も強さは見られず。

中国のCPI前年比は2.1%(予想2.3% 前回2.3%)と弱含みの結果となるも、PPIの前年比は5.5%(予想4.5% 前回3.3%)と5年ぶりの高水準で、豪ドル買いを後押ししている。

USDJPYは、東京市場の午前10時の仲値では円高水準にも関わらず、ドル買いも見られず、午前11時の116.20台をピークに、日経平均株価も弱く、円クロスを含めて円買いが加速し、昼過ぎには115.20円まで下落。午後に入り115.60台まで値を戻すも、戻りは限定的で、欧州勢は積極的に買いにくい状況にあり、115円の下値を試しやすくなっている。

GBPUSDは、ドル売りの中でも、USDCADと並び強さは見られず、GBPUSDは1.2130~1.2180のレンジで上下。USDCADは1.3200~1.3240のレンジで上下に変動し、方向感は見られず。

AUDUSDは、一時0.7340台まで値を下げ、中国CPIは強さは見られなかったが、PPIは5年ぶりの高水準に0.7380台まで続伸し、前日NY市場の高値を更新している。

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米民主党=米大統領選へのロシアの干渉について調べる独立調査委員会の設置を求める法案を上下両院に提出。

中国国家発展改革委員会(NDRC)の徐紹史主任=2016年の中国経済成長率は6.7%程度の見込む。

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