2017/01/21

最新のIMMポジションから、 2017年1月21日(土曜)



最新のIMMポジションから、 2017年1月21日(土曜)

集計日は17日で、トランプ次期米大統領の就任式を前に、7通貨のネット・ショートポジションは大きな変化は見られなかったが、2週連続で減少し、新政権へのドル高期待もそれほど高まらず。

IMM通貨先物の最新データ(集計日が1月17日)では。7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)の合計ネットショート・ポジションは-237,154と前週の-251,482
ら14,328コントラクトとショートは減少。

円のショートは前週比で、-79,839→-77,830と3週連続で若干ながらショートが減少するも、引き続き主要7通貨の中では最もショートが多い。12月27日の週-87,009をピークに、トランプ新政権の発足を直前に控えながらも、円の先安感は大きな変化は見られず。

ポンドは、17日の集計日はメイ英首相がリスボン条約の発動で詳細を説明した日にあたる。「単一市場からの離脱」と、「離脱の最終案は議会に採決すること」、それと、「EU以外でも2国間協議を目指す」ことを表明。GBPUSDが1.20台→1.24台へと急伸した日でもあるが、ポンドのショートは逆に-65,831→-66,242へと微増。将来のポンド安を意識してなのか不思議な動きでもある。

豪ドルは、他の主要国通貨に先駆けて、4週間ぶりに若干ながらネット-3,848ショートから+4,845ロングへと変化。再び豪ドルロングに焦点があてられているようで、興味深い。


詳しくは以下のデータをご覧ください。


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