2017/01/27

2017年1月27日(金曜日)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年1月27日(金曜日)アジア・欧州市場序盤の動き

週末の金曜日で、中国が春節に入り若干手薄になるアジア市場は、USDJPYを除きドル売りの流れが続くも、米第1四半期GDP・速報値の発表を控え動きはやや鈍い。

日本でCPIが予想を上回るも前回より低下、日銀が国債買い入れを通告し、テーパリングのリスクがはげ落ち金利は低下、仲値の実需の円売りも加わり、USDJPYは115円台を突破。

トランプ米大統領は、メキシコへは「壁の費用を支払わなければ輸入品に20%の関税をかける」と言い、日本には通商交渉にあたり「通貨安誘導に対し極めて極めて強い制限を導入していく」との報道が流れるも円買いの元気は見られず。

日経平均株価は+65.01(+0.34%)と上昇。原油価格は53.77と53台後半で小幅安で推移。米金利は高止まりし10年債利回りは2.51%近辺で推移。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


中国は春節に突入(2月2日まで)

仲値のドル買い+先日の中期ゾーン買い入れ見送りしたが、本日は日銀が国債買い入れを通告し、長期ゾーンを増額したことで「日銀のテーパリング・リスク後退」し、USDJPYは上昇へ。

トランプ米大統領=今後の通商交渉には通貨安誘導に対し極めて極めて強い制限を導入していくことを表明→ 為替介入などの通貨安誘導に対し、関税引き上げなどの制裁措置がとれる仕組みの導入。

マティス米国防長官=ドイツのフォンデアライエン国防相と電話で会談し、米国のNATO関与を継続することを強調。

トランプ米大統領=キシコとの国境沿いに建設する壁の費用を捻出するためメキシコからの輸入品に新たに20%の関税をかける案を検討。

トランプ米大統領報道官=下院で検討されている国境調整税に類似する部分がある。報道「輸入品に新たに20%の税を課す。これは160カ国で現在行われていることで、米国の現行政策では輸出に課税し輸入に課税しておらず不合理。この新たな枠組みを導入すれば壁の建設費を簡単に捻出できる。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※