2017/01/25

2017年1月25日(水曜)アジア・欧州市場の動き

2017年1月25日(水曜)アジア・欧州市場の動き

日経平均株価は+269.51(+1.43%)の上昇へ。米金利は大きな変化は見られず。

為替相場は、早朝の豪CPIが予想外に弱くAUDUSDは下落し、ドル買いの流れをリードしドル高の動きへ。

USDJPYは、日本株高の流れに一時114円近くまで上昇するも、トランプ新政権の不公正貿易の是正に円売りも限定的。114円を上限にし113.40~114.00のレンジで、上下変動しながらも、市場参加者のセンチメントはドル安方向へ動くリスクを気にしながらの動きへ。

AUDUSDは、豪ドルロングで上昇を見込んでいた分だけ、CPIのやや弱い数字に過敏に反応。次回は追加緩和との過激な発言も繰り出し、AUDUSDは発表直前の高値0.7600近辺から0.7530台へ急落し、欧州市場に入っても売りの流れは止まらず、0.7510台まで続落している。

EURUSD+AUDUSDは、珍しくパラレルに動き、EURGBPも0.8560~80の狭いレンジで推移。欧州市場に入り売りからトライするも、直ぐに反発し方向感は見られず。


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日本の貿易収支は、季調前6414億円(予想2700 前回1608億円)と黒字額が拡大。

豪州第4四半期CPIは前年比1.5%(予想16% 前回1.3%)と予想を下回り、RBAトリム平均値=前年比1.6%(予想1.7% 前回1.7%)と弱く、直後からAUDUSDは下落。

ティメルマンス欧州委員会第1副委員長(離脱交渉を担当)=英国はEU離脱手続きが完了するまで、他国との二国間貿易協定の交渉はできるが、締結はできない。