2017/01/24

2017年1月24日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年1月24日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

為替相場は、トランプ氏や側近のドル安発言と、日本の貿易不均衡を狙い撃ちにした発言に、株価のみならず円相場も一時その影響に円高が加速していた。全体的にはドルの買い傾向が強く、欧州市場に入るとその流れが加速しUSDJPYの上昇へと変化中。

日経平均株価は、米政権担当者から日本の自動車産業を主に貿易不均衡がクローズアップされ売りの流れが続いた。終盤にかけて値を戻すも、前日比-80(-0.42%)と小幅安。原油価格は53ドル台へ上昇。米債利回りは若干の上昇。

アジア市場は、112.50台をボトムに下げ止まり、日本株も下げ幅を縮小したことや、欧州市場に入ると、ドル買いの流れが加速し、EURUSD+GBPUSD+AUDUSDの売りが強まり、USDJPYも113.10~20を超えると、USDJPYショートの買い戻しに113.40近くへと値を戻している。

USDJPYのポイントは、113.60円近辺にあり、この水準を上抜けすることができるかを注目したい。失敗すると再びドル売り円高の流れに逆戻りする可能性も。

GBPUSDは、1.2550近辺を高値にし、欧州勢の参入に1.2500を割り込むと売りが加速し1.2460台まで値を下げるも、積極的な売りというより、昨日の上昇の調整局面と思われ、底堅いイメージは変わらず。


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ムニューチン次期米財務長官(23日)=「過度に強いドルは短期的にマイナス」。