2017/01/07

最新のIMMポジションから、 2017年1月7日(土曜)

最新のIMMポジションから、 2017年1月7日(土曜)

通貨ショート傾向は変わらずだが、円ショートは前週比で微減。

IMM通貨先物の最新データから(集計日が1月3日)。7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)の合計ネットショート・ポジションは-253,541と、前週の-237,716からショートが15,825拡大し、7通貨全てで通貨安(ドル高)傾向に変化は見られない。

円ショートは、11月29日からネット・ロングからショートへと変化して以降、久々にで前日比でショートが微減している。逆に、ネット・ショートで減少傾向が続いていた、ユーロとポンドは小幅ながら増加し、NZドルを除く、スイス・カナダドル・豪ドルもショートが微増と、円の一人負け傾向が若干ながら弱まっている。

年末・年始の時期に当たり、この微動の変化を重要視することにためらいを感じながらも、トランプ氏が次期米大統領に選出されて以降の、円売り傾向も弱まっている可能性も若干ながら意識せざるを得ない。


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