2017/01/18

2017年1月18日(水曜)欧州・米国市場の動き


2017年1月18日(水曜)欧州・米国市場の動き

1月20日のトランプ大統領の就任式を前にして、昨日の中国の貿易不均衡を意識した人民元安(ドル高)をけん制発言にドル売りになった流れも続かず。

メイ英首相の英国のEU離脱の政策説明で、単一市場からの離脱と積極的な2国間協定と欧州市場のアクセスを目指し、議会の承認を求めるとの発言にポンドが急伸した流れも続かず。

米10年債利回りは2.375%へ上昇、ダウ先物は0.18%上昇、原油価格(WTI)は51.70台へ低下。

USDJPYは、アジア市場では早朝の安値112.60台をボトムにし、日経平均株価は上昇し底値を切り上げ、上昇傾向が続く。欧州市場に入ると主要通貨でドルの買い戻しが強まり、一時113.60台まで、安値から約1円の円安へと動く。

GBPUSDは、早朝の1.2410台をピークに続落。英議会では昨日のメイ英首相の会見を受け議論が紛糾。改善傾向の英雇用統計でも、売りの流れはあ止まらず一時1.2260台まで下落する、変動率の高い状況が続いている。

独CPIの前年比は1.7%で前回と変わらず、英ILO失業率は4.8%と失業者数は減少するも、前回と変わらず。平均所得は前年比2.8%と予想外に増加へ。

米CPIは前年比2.1%と前回を上回るも予想と変わらず。ゴールドマンサックス、シティグループの10-12月期決算発表は一株当たりの利益は予想を上回る。

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ドイツ連邦議会選挙(下院)の予定=9月24日の可能性が高い。

バイデン米服大統領(ダボス会議)=今年の欧州選挙に介入する可能性がある。

ショイブレ独財務相=IMFを除きギリシャを支援を継続できるように準備している。

メルケル独首相=EU離脱問題は、EU分裂可否が最重要。