2017/03/25

2017年11月24日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

20171124日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末の金曜日。昨日から順延されたヘルスケア関連法案の議会採決待ち。

米株は小幅上昇、米金利は上昇から軟化へ、原油価格(WTI)は47ドル台後半で大きな変化はなく、為替相場は、GBPUSD1.2470台と弱さが目立つも、全体的にヘルスケア関連法案の議会採決を見守る動きで大きな変化は見られず。

米耐久財受注=前月比1.7%(予想1.4% 前回2.0→2.3%)、除く輸送機器・前月比0.4%(予想0.6% 前回0.0→0.2%)と、除く輸送機器は弱いが大きな動きは見られず。

カナダ消費者物価指数=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.9%)、前年比2.0%(予想2.1% 前回2.1%)、コア-Trim前月比0.4%(予想 前回0.5%)、コア-Trim前年比1.6%(予想 前回1.7%)と、若干弱い数字に、USDCAD1.3350→1.3380台へと上昇、カナダドル売りの流れへ。

USDJPYは、111円台を辛うじて維持するも、アジア市場で111.50円を超えられず、欧米市場では111.30円を超えられず、相変わらず上値は重いが、ヘルスケア関連法案待ちで、動きは鈍い。

EURUSDは、強さが目立ったユーロ圏各国のPMIEURUSDは一時1.0810台まで続伸するも、ヘルスケア関連法案待ちで、1.07901.0810のレンジで動きは緩慢。


ダドリーNY連銀総裁は、FRBは利上げに対して慎重。雇用とインフレの目標は達成に近い。

ブラード・セントルイス連銀総裁は、今年3回の利上げは行き過ぎの可能性。年内あと1回の利上げは可能と弱気。

ムニューシン米財務長官=ドルの強さは米経済への信頼を反映。ヘルスケア法案の議会通過を楽観視。


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ダドリーNY連銀総裁=利上げは非常に段階的に実施してきた。金利を多少動かし、ソフトランディングを試みる。債券投資は今後、魅力が弱まるだろう。FF金利は依然として低位。FRBは利上げに対して慎重。10年債利回りは非常に低い。雇用とインフレの目標は達成に近い。

ブラード・セントルイス連銀総裁=今年3回の利上げは行き過ぎの可能性。年内あと1回の利上げは可能。FOMCが積極的過ぎれば株価は下落する。 2017年下期にはバランスシートを縮小する可能性。FRBが積極的過ぎれば、幾分ドル高になる。

ムニューシン米財務長官=ドルの強さは米経済への信頼を反映。投資家はインフラ投資について大いに興味を示しているようだ。ヘルスケア法案の議会通過を楽観視。